2018年07月27日

こんにちは。

夏ですねー。

日中は屋外作業がやりづらくなってきました。

私はお店の営業もありますので、畑での作業は基本 午前9時頃で終了します。
今くらいの気候ですと、8時頃までは蚊も少なく作業しやすいのですが、だいたい9時頃には汗だくで蚊に集(タカ)られています。

物理的に完全防御(薬剤的じゃないです)しているので、刺されることは稀ですが、目や指先は露出しているので、たまにそこを攻められます。

ああ。また違う話をしてしまいました。

さて。刈り払い機を買いました。

ええ。私物です

初のマイ刈り払い機を手に入れました。

早速ですが、使用感などをレビューという名の買い物報告いたします。

●STIHL FS 25C  定価¥39800-

ドイツのマシンブランド 「スティール」の刈払い機です。
ネットショップなどをあれこれみて、何を買おうかかなり迷ったのですが、私の決め手は、やはり地域のお店で買うことに決めました。

隣の町内にマルイチ産業という金物屋さんがあって、STIHLの販売店で修理部品なども継続的に手に入るし、メンテナンスもお願いできるので、安いだけのネットショップはやめて、信頼の出来る近くの店での購入を決めました。

是非皆様もこういったメンテナンスが必要なマシンは近場の専門店で購入する事をお勧めいたします。


〒442-0821 愛知県豊川市当古町本郷18

電話番号:0533-84-9591


他メーカーの刈り払い機も置いてありましたが、耐久性や評判がSTIHLのほうが良いらしく、私に合う条件の刈り払い機を丁寧に相談に乗っていただけました。

私の条件は、程々の金額で程々のバランスの刈払い機でした。

インターネットであれこれ調べている時は¥14000-位の中国メーカーの格安マシンが一番候補でした。
どうせ壊れるだろう的な思いでしたが、マルイチ産業の社長に相談していた時にSTIHLの刈払い機を紹介して頂きました。

アレコレ悩む中、社長と色々話してSTIHLの中で『FS 25C』と『FS 55C』の2候補まで絞りました。

FS55Cは27.2ccと大型排気量ながら定価¥24800-と低価格が魅力的でした。

FS25Cは24.1ccと使い易い排気量で日本で使い易い仕様との 事でした。こちらは定価¥39800-。

金額面で比較して約1.6倍
最初は低価格な物にしようと考えていたので、この違いは大きな違いでした。

しかし金額の違いは機能面、強固性に現れていました。

FS55Cにはアクセル調整機能は付いておらず、FS25Cは難しいアクセル調整不要の「ECOSPEED」が標準搭載されています。
(※ハンドルの左上側についているスライドがECOSPEED。ECOSPEEDによりアクセルが任意の速さで調節でき、尚且つ更に握り込めばフルスロットルになります。)

私の場合ですが、野菜のキワを『畑のシェーバー』という刃を使う事があるので低回転で持続したい状況が続く事があります。
FS55Cの場合、そのコントロールを右手で微妙なアクセルコントロールを人力でこなすことになります。人力でコントロールは結構キツいです。右手がつりそうになります。

この段階で両雄どちらもメリットがあり甲乙つけがたい状態でした。

更に比較が続きます。


エンジン自体も違います。

FS55Cは前の設計の2サイクルエンジン。
FS25Cは燃費が良くパワーが出る2MIXエンジンです。
新型の2MIXエンジンは、通常の2サイクルエンジンと比べて、燃料の消費量が20%削減されています。メーカーサイトによりますと、2MIXエンジンは混合気を吸入する際に、混合気の上に燃料の含まれていない空気の層が乗せられます。この空気層は未燃焼ガスの排出を抑えるうえ、燃費も20%向上します。

FS55Cは製造国も違います。だから安価なのですね。

両方ともエンジンをかけて持ってみたのですが、FS55Cは排気量が大きいためかかなりの振動がありました。エンジン音はよくある普通の草刈り機並の音です。ビィーーーンって感じの。
更にアクセルオン時とアクセルオフ時に左右に転回します。
FS25Cは排気量も少し小さいので、その事も影響しているかもしれませんが、比較すると振動が少ないです。アクセルオン時の転回もなく、スムーズにコントロールできます。
私は割とアクセルを微妙にコントロールしたい方なので、この時点でFS25Cが有力になってきました。

メーカー公表の振動値にも違いが現れていました。

FS55C:左/右 8.0/9.0
FS25C:左/右 3.5/3.2

2倍以上の差があります。

価格差で1.6倍とはなかなかな違いですが、実際手に持って比較してみると性能面での違いに驚きました。

更に比較をしていきます。

なんとガソリンタンクも違います。


FS55Cはタンク容量が0.33L。
FS25Cはタンク容量が0.54L。

タンク容量も約1.6倍です。作業時間に影響がありますね。

私の場合、かなりこまめに休憩するのでどちらでもよかったのですが、比較してみると給油作業は少ない方がいいですね。その分重くなるので、ちょっと刈るだけなら満タンにしなくてもいいかもしれません。

FS25Cは燃費も良くなっているので、作業時間はかなり長くなりますね。

この時点でFS25Cの勝ちでした。


実は、マルイチ産業の社長は最初からこの機種を進めてくれていました。
金額面で裕福ではないので、悩みましたが、社長様の言う通りに最初からしていれば、このリサーチの時間もしなくて済んだのに・・・。
まあ、この比較記事が書けたので良しとしておきましょうか。

あ、チョークも違いがありました。
FS55Cは普通のスイッチ式のチョークですが、FS25Cはエンジン始動してアクセルを握ると自動で戻ります。小さな差ですが、冬場によく使う方は、作業性に違いが現れそうですね。


<<まとめ>>

  • FS55Cは稼働時間も短いがハイパワー。頻繁に使わない人は、価格面で優位なこちらでも良いかもしれない。
  • FS25Cは稼働時間も長く耐久性も良い。頻繁に使う人は断然コチラ。値段は高いけれどその価値は十分にあります。
  • 長く使いたい道具は、地域の専門店で買うと良い。購入後のメンテナンスやアドバイスがあるということは値段には変えられない何かがある。
以上、初のマイ刈払い機を買ってしまった店主の報告でした。

これで畑の雑草をザクザク払っていきたいと思います。

長文に付き合っていただいたお客様。ありがとうございました。


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