有機栽培タバコ

2017年10月20日

こんにちは。

日本のタバコ産業の一大イベント?のスモーキングコレクションに行ってきました。

日本で唯一の無添加専門のタバコ屋として、興味のある商品も数点出品がありましたので、ご報告いたします。

まずはブラジル産のオーガニックタバコのご紹介です。

●ハイタバコ 100%アディティブフリー(無添加) 30g 870円
(※11月上旬発売)

手巻きタバコ用のファインカットです。
煙草葉は若干濃いめの茶色で、やや吸いごたえのあるのあるブレンドでした。
有機栽培無農薬で、添加物を使用していないので、煙草本来のストレートな味わいでした。
ブラジルはアマゾン川があり、肥沃な大地もあります。
そんなところの有機栽培ですので、栽培箇所によっては化成肥料を使った煙草葉よりも美味しいかもしれません。

当店ではブラジル産の珈琲豆も多数取り扱っているのですが、ブラジルの大地は広大で産地の土壌や立地によって大きく味が異なります。なので、このタバコも同様に産地を聞いたところ、輸入代理店の方々も知らなかったので不明でした。気になる所ではございますが、これ以上突っ込んでもわからなさそうだったので、諦めて次の商品を探しました。

次は少し変わり種のオーガニック煙草です。


●アンバーリーフ オーガニックブレンド 25g
(※11月発売)

イギリス産の名門煙草です。今回はバージニアも新しく出品されていました。
このタバコの変わったところは、有機栽培無農薬で栽培されていますが、PG(プロピレングリコール)やスクラロースなどの保湿剤、防カビ剤が添加されている点です。

オーガニックなバージニア葉なので、タバコ葉はマイルドな甘みと酸味が引き立っています。

イギリスは雨が多い立地だからでしょうか?、カビやすいのでしょう。防カビ剤として入っているPGの味がわりとします。(私は修練の結果、PGの味や量がわかる様になりました)

無添加タバコの保湿管理はわりと難しいもので、うっかりすると保湿オーバーになってしまうし、気温によってはカビが発生してしまう場合もあります。逆に保湿を怠りますと、カラカラの辛い煙草になってしまいます。そうなったら、粉々に砕けてしまって、味も巻きやすさも格段に低下してしまいます。

オーガニック煙草を吸いたいけれど、保湿管理はできない人に向いていると思います。
他の無添加煙草に比べて、パウチを開けた時の保湿状態は良好でした。
すぐに喫煙することができるので、その点は良いかもですね。

当店で取り扱いをしようか少し迷いましたが、数少ない有機栽培タバコなのでひとまず試しに入荷してみようと思います。




他にもアイコスとかブルームテックなどが出品されてて、試喫してみましたが、やはりPGの味が強過ぎて喉の粘膜に刺激がありました。
プロピレングリコールは喫煙には向いていない様に思います。

当店ではやはり、流行りに乗っからず、マイノリティに海外製のセラミックチャンバーの電子気化器でニコチンだけ喫煙できるベポライザーを販売していきたいと思います。

あくまで煙を出せない場所や状況などで、通常の喫煙の補助的に使って頂けたら幸いです。


今回のスモーキングコレクションでの収穫はそんなところです。

あ、あと皆様からのご要望が多かった『Bigライター』をお取り扱いすることになりました。
使い捨てですが、高品質です。折角なら良いものを長く使いたいですからね。

では、長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。